チョイナは、蛇人国「オフィウクス」の統治者です。彼女は勇者局「B.B.A」では教官を務めている女性ラスボスで、特級勇者です。通称のチョイナは、スケバンが言いそうな「ちょい待ちな!」に由来しています。彼女には「ジャイローネ」という古い名字がありますが、現在は名乗っていません。また、蛇色新拳の始祖もジャイローネであり、チョイナの一族や武術には深い歴史があります。国民からは「愛の三連星」と呼ばれており、厳しさと愛情を併せ持つ統治者として知られています。
性格はさっぱりとした姉御肌です。チョイナは正々堂々を信条としており、卑怯な闇討ちは好みません。そのため、戦いでは常に前線に立ち、自ら敵をぶっ飛ばします。一方で、ただ真っ直ぐなだけではなく、勝つためには戦術を柔軟に変える冷静さも持っています。敵の意表を突く奇襲を仕掛けることもあり、状況に応じて最善の手段を選ぶ判断力があります。勇者たちには厳しく接しますが、無理に追い込むことはありません。彼女が勇者たちに求めているのは、自分の限界に挑みながらも、生き抜く力を身につけることだからです。
チョイナの授業はスパルタで、「厳しい状況で生き残る方法」を勇者たちに教えています。これは「せっかく勝っても死んだらダメ!」という現実的な考え方に基づいています。この思想は麟・カーネーションたちにも共通しており、B.B.Aは無茶苦茶で理不尽な施設でありながら、勇者に犬死を強制する場所ではありません。B.B.Aを貫く根本的な思想は「生き抜くこと」です。そのため、勇者たちは過酷なカリキュラムに苦しみながらも、何とか耐え抜くことができています。
B.B.Aの初期時代には、勇者たちが毎日のように麟・カーネーションたちへラスボス戦を仕掛けていました。これではキリがないと考えたチョイナと無理魔理矢は、B.B.Aの近くにダンジョンを作ります。そして勇者たちをそこへ向かわせたことで、ラスボス戦は次第に減っていきました。現在、そのダンジョンは勇者たちが経験値や生活費を稼ぐ場所として機能しています。また、チョイナは勇者局の勇者の人事も一任されており、昇格や配置に関わる重要な役割を担っています。
チョイナは、かつて麟・カーネーションたちとともにオルカート討伐へ向かった仲間の一人です。しかし、その戦いでは多くの仲間が命を落としました。この出来事に大きな衝撃を受けたチョイナは、「誰も死なせない!」という思いを強く抱くようになります。その信念は世界線FでもGでも変わらず、彼女は医療の発展にも大きく貢献しました。もともと蛇人族には医療従事者が多く、チョイナ自身も医術に力を入れていました。さらに、彼女は医術に高度な倫理観を求めていたため、人類が遺伝子改変のような悪事に手を染めることはありませんでした。見えないところで人類の維持に大きく貢献していた人物でもあります。
そのため、B.B.Aのすぐ近くには病院が併設されています。勇者たちは授業や訓練でケガをしたり、病気になったりしても、すぐに病院へ行くことができます。過酷な環境で鍛えながらも、命を守る仕組みを整えているところに、チョイナらしい厳しさと優しさが表れています。
戦闘では、チョイナはチェーンを武器として使います。彼女の操るチェーンはどこまでも伸び、まるで意志を持っているかのように動き回って敵を捕捉します。そのため、敵からは非常に恐れられています。B.B.Aを勝手に脱走した勇者も、このチェーンで捕縛されます。もちろん、そこから逃げられた勇者はいません。捕まった脱走者は事務所で退学手続きをした上で、B.B.Aを出入り禁止にされます。
また、チョイナは拳法家でもあり、素手の格闘にも優れています。彼女は「蛇色新拳」を駆使して敵の急所を突き、魔法や錬金術すら拳で跳ね返します。そのため、彼女には魔法や錬金術が通用しません。さらに医者でもあるため、麟・カーネーション、無理魔理矢、鬼ヶ島霊子とパーティーを組んだ時にはヒーラーを担当します。しかも、ただ後方で回復するのではなく、前線で戦いながら味方を回復させるのがチョイナ流です。厳しく、強く、そして誰も死なせない。チョイナはまさに、B.B.Aの「生き抜く」思想を体現する姉御肌のラスボスです。
