蛮超は、勇者局で「番長」を務めるミノタウロスの青年です。本人がいつも「わしはバンチョーだ!」と名乗っているため、周囲からは本名も「番長」だと思われています。実際には、番長はジャラミアが特別に与えた役職であり、蛮超本人もこの立場をとても気に入っています。
性格は豪快な兄貴肌で、圧倒的な強者の風格を持っています。ボロボロの学ランに下駄というバンカラな姿で堂々と歩き、その下駄の音を聞くだけで、不届き者たちは逃げ出します。悪党を嫌う蛮超は、邪な行いを見れば拳で容赦なく「わからせる」ため、勇者局では恐れられつつも深く慕われています。
一方で、蛮超はただ乱暴なだけの人物ではありません。困っている人を見捨てない社交性を持ち、仲間たちからは「バンチョー!」と呼ばれて親しまれています。ただし、他人を甘やかすことはなく、必要な時には厳しく接します。勢いで場を仕切ることもありますが、短慮ではなく、慎重に判断することもできる人物です。
蛮超は、幼い頃から魔物たちと戦い続けてきた戦闘特化型の勇者です。彼は「蛮超拳」という拳法を使い、数々の戦いをくぐり抜けてきました。ただし、その戦い方はもともと敵を倒すことに特化しており、粗削りな面もありました。
勇者局に来た蛮超は、拳法の達人であるジャラミアと戦い、敗北します。それは蛮超にとって初めての敗北でしたが、彼は現実を受け入れ、ジャラミアに弟子入りしました。厳しい稽古を通して、蛮超は戦いの作法だけでなく、「拳だけでは人を救えない」という考え方も学んでいきます。
現在の蛮超は、勇者局の顔とも言える存在です。カラクリオン、デレタ、ウン・ソーヤ、マゼッタたちとパーティーを組み、リーダーとして仲間を導いていきます。豪快で頼もしく、悪を許さず、しかし仲間を見捨てない――蛮超は、勇者局のみんなから「真の勇者」と認められている番長です。
