2026年5月23日土曜日

面白そうだからラスボス討伐に行った、世界最恐の暴走美魔女

 

面白そうだからラスボス討伐に行った、世界最恐の暴走美魔女

無理魔理矢は、魔族の国「アクエリアス」を統治する世界最恐の魔法使いです。読み方は「むりまりや」ですが、どこからが名字でどこからが名前なのかは不明です。本人は勇者たちに対して「俺様は美魔女だぜ?」と謎の圧力をかけており、あだ名は「暴走機関車」。麟・カーネーション、ジャラミアと並び、国民からは「愛の三連星」と呼ばれています。無理魔理矢もラスボスです。

無理魔理矢は本能の赴くままに生きる、かなり行き当たりばったりな人物です。しかし、なぜかその行動が正解につながることが多く、周囲は昔から彼女の扱いに困っていました。麟・カーネーションやジャラミアとは一見衝突しそうな性格ですが、三人とも周囲から変わり者として見られていた過去があり、その共通点によって強く意気投合しています。

魔族でありながら、無理魔理矢はただ一人、オルカート討伐に参加しました。大部分の魔族がオルカートに忠誠を誓っていた中、彼女は同族とも戦うことになります。しかも、その理由は「面白そうだから!」というだけでした。この理解不能な行動はオルカートを混乱させ、結果的に討伐の一因となります。

オルカート討伐後、無理魔理矢は自分に逆らう魔族をすべて討伐し、圧倒的な武力でアクエリアスを支配しました。魔族たちは彼女の「何をしでかすかわからない」恐ろしさを知っているため、おとなしく従っています。

勇者局では、無理魔理矢は魔法・化学・錬金術などの技術方面を担当しています。ただし、座学を直接教えることは少なく、主に実技や実践を担当しています。彼女は教えるのが下手なのではなく、むしろ理論が完璧すぎるため、常人には理解が追いつきません。そのため、無理魔理矢の思想を理解できる弟子たちが、下級勇者たちに座学を教えています。

戦闘では、無理魔理矢は魔法を駆使して戦う最強級の魔法使いです。しかし、魔力が尽きても彼女は止まりません。魔女の箒を振り回し、それが折れれば素手で殴ってきます。しかも、拳で殴る方が強いという、理不尽でデタラメな強さを持っています。

無理魔理矢は、理屈では測れない暴走美魔女です。
何を考えているのか本人にもよく分からない。
けれど、なぜか最後には正解を引き寄せてしまう。
それが、無理魔理矢という人物です。